今頃

『モーニング娘。おとめ組 初公演 〜おとめチック〜』のDVDを初見。
友情と愛の園以外は娘。やシャッフルのカバーで、一見娘。ライブの縮小版かよと思いそうになりますが、石川を除くと「普段メインから遠い3人＆6期3人」なので曲が新鮮だし、7人という人数もバランスが良いし、全体を眺めた時に誰か判別しやすいしなので、非常に楽しめるものでした。別に現状の娘。を否定するわけではないけど、7人ぐらいがキャラもそれぞれ立ち易いし、こっちとしても見易い。8人になっちゃうと一気に多くなるような印象を受けます。あとやっぱり『サマーナイトタウン』とか昔の曲は、やっぱりこれぐらいの人数がしっくりきますな。
メンバーの中で目立ってたのは田中れいな。というか、この人の声が聴きたいがためにこのDVD見たみたいな所もあるし。最近のシングルなんかでは、あまり聴けなくなってましたからね。で、やっぱり声自体が持つ魅力はダントツかなと。田中の声が沢山聴けて至極満足です。あとは安定度が増せば文句なしです。ボイトレ頑張ってほしいものです。でも、恋レボの「ウォウウォ」の時の踊りがやたら一人だけ手が伸びてたのが気になりました。
藤本・飯田あたりは安定度のある声出しとりました。藤本は客煽ってる時の声もかっちょいいね。飯田は腰の細さが際立ってたのと、シャボン玉のサビを唄ってた所が印象に残ってます。
あと特筆すべきは辻。何で娘。在籍中にまともに唄わせてもらえなかったのか、と思うぐらい唄えてます。やはりキャラとしてだけでなく、歌声聴かすという意味でも、卒業してＷというのは正解だったように思います。
あと道重も意外と唄えてた。みんな全体的に声出てたから、安心して楽しめたのも良かったですね。
酷かったのは寸劇で、あまりの馬鹿馬鹿しさ逆に笑けてしまいました。あれ辻がいなかったら、物凄い悲惨な事になってたんじゃなかろうか。DVDで見るならまだしも、会場でアレを長々見せられるのはどうだったんだろうか。
逆にゲームコーナーは、台本のない素の声が聞けるので面白かった。あの人数でいきなりトークというのも難しいだろうし、あんな感じが丁度いいと思います。
とにかく、皆さんのパフォーマンスが満喫出来るDVDだったので、非常に良かったで御座います。もう分割はやらないんですかね。というかこのDVD高々1年前の公演なのに、もうすぐしたら7人のうち4人しか残らなくなってるんですな。う〜ん恐ろしい。