モーニング娘。のコンサートを観に行った

松戸の初日昼公演に行ってきました。春に続いて運良く初日が当たりました。松戸は比較的当たり運が良いです。以前は座間で初日というのが結構ありましたが、1回も当たりませんでした。初日とかではない限りわざわざ座間まで行こうとは思わないので、結局未だに座間には行った事なかったりします。ちなみに座席は1階31列でした。事前に座席表調べてはいなかったけど相当後ろなのは分かったので、どうせなら未経験の最後列になったりしないかなとか思ったのですが、中途半端に後ろから2列目でした。まぁ、基本的に自分はどこでも楽しめる人間なので、今回も後ろといっても個体識別できる距離だったので問題なかったです。
初日一発目、そして機材の調整だかで開演が20分押したというのもあって、スタートのカウントダウンが始まった時はヲタの飢餓感がMAXな感じで、異様な盛り上がりになってました。
ライブは「3、2、1 BREAKIN' OUT!」でスタート。ある意味今年の娘。の象徴曲だし、OP曲としてはベストでしょう。今回のセットリスト、おっさんが今のモーニング娘。で出来ることの集大成と言ってるように、ここ数年の曲の中からライブ向きな曲を厳選した感じで構成されてました。おっさんが懐かしい曲って書いてるけど、ラブマとでっかい宇宙ぐらいでしたし。というかラブマは定番だし、でっかいも24時間で毎年やってるから懐かしいって感じではないですよね。そう考えるとさくらおとめの2ndシングルとか、かしましが懐かしい曲になるのかな。6期加入後なので自分としては最近な感じがするのですが、なんだかんだ言って5年前の曲なんですよね。10代の頃の5年は長いので、メンバーにとっては相当懐かしく感じてるのかもしれませんな。
そいや新曲を初めて聞きました。最近のシングルの路線からはちょっとずれてて、久々におっさんの悪ふざけが出たなという感じ。無駄にエロを前面に出し、尚且つダンサブルな感じ……あ、これ、美勇伝じゃん。「気まぐれプリンセス」ってタイトル聞いた時に気付くべきだった、「じゃじゃ馬パラダイス」に語感がそっくりだという事を。とりあえず、この曲が今後どういう位置付けになっていくのか謎です。回数聴くうちに見えてくるんでしょうか。どうせなら9人でいる間は今までのスタイル貫いてほしかった気もします。折角テレビとかにもチョロチョロ出だし始めたのに、次がこの曲かぁ……う〜ん
その他の曲は結構自分好みなのが多かったです。特に7,8,9thのアルバム1曲目を全部やりまして、これは良かった。何度か書いてますが、娘。のアルバム1曲目はここの所ハズレ無しなんです。恐らくおっさんも気に入ってるから入れてきてるんでしょう。HDYLJに関しては何度か公言してたし。アンコールで「SONGS」が掛かった時は、またここから2時間始まっちゃうんじゃないかという高揚感があって良かったです。
そいや今回は春から打って変わってソロが一切無くなりました。「歩いてる」では道重が最初ソロで歌ったので、春ツアーの田中に引き続き「自分の好きな曲歌っていいよ枠」が続いてるのかと思いましたが、後から結局メンバー全員出てきましたし。ソロが嫌いなわけではないけど、やっぱりモーニング娘。は複数で歌い踊ってる方が似合ってます。
メンバー別での印象で考えると、皆それぞれに自分の持ち味出してたように思います。個人的に去年あたりから亀井が結構きていて今回も注目していたのですが、歌の成長が最近は著しいですね。高橋・新垣・田中の三本柱に割って入る4人目として貴重な戦力になっています。新曲でも確かいい所歌っていました。何か自信を持ち出してるような感じです。そいや歌と言えば、道重が歩いてるのサビで今まで聴いた事ないような力のある声を出していて、あれは結構練習したんじゃないかと思いました。こうやって成長が感じられるのはヲタやってる人間の大きな楽しみのひとつです。
久住ですが、春ツアーでメロンの「香水」をやった時は明らかに方向性迷ってるなという感じがしましたが、今回新垣と2人でやった「すき焼き」はきらり以来の久々にビッタリはまった曲でした。大人になってもグルグルJUMP歌っていたいと本人も前に言ってましたが、こういうお馬鹿でノリノリな曲歌わせたらこの子の右に出る者はいないなと思いました。一番イキイキします。まぁ、…アレに関しては下でまた書きます。
リンリンは前回ほど大きな見せ場は無かったですが、やはり歌える子ですね。特に「さくら満開」なんかは難易度が高い曲だと思うのですが、ソロパートもしっかり歌い上げていて曲全体が引き締まっていました。あの歌唱力を出し惜しみするのは勿体無いので、テレビとかで披露する機会があればなぁと思います。MUSIC FAIRみたいな番組にもし今度呼ばれる事があったら、ソロで「for you…」とか歌ってほしいものです。
そんなこんなで個人的に好きな曲が多いのもあって非常に楽しめるライブでした。ダンサブルな曲が多かったので、「プラチナ 9 DISCO」と冠した春ツアーより、今回の方がこのツアータイトルに合ってたと思います。秋なのに「さくら満開」や「春　ビューティフル　エブリデイ」やったりもしたし。
「ナインスマイル」
ここ数年の傾向を考えれば「3、2、1 BREAKIN' OUT!」や「秋麗」に関するツアータイトルにしてもよさそうなものですが、春ツアーに引き続き敢えて「9」という数字を使ったのは、今の9人体制に対する拘りがあるのだと思います。カップリングメドレーなんかもありましたが、これも比較的最近の曲ばかりだったので、全体的に今の9人で創り上げたライブという感じがあって良かったです。
そうです、ここまではよかったんです。