「Hello! Project 2012 WINTER ハロ☆プロ天国 〜ロックちゃん〜」を観に行った

本年一発目の現場参戦で御座います。ちなみに正月ハロコンでは、毎年おみくじ代わりにいつもは買わないコレクション生写真を1枚買うのですが、今年は福田花音でした。あれだけ若かった福田も、去年の新メン大増加や小川・前田の卒業もあって、一気にお姉さん的立場に変わりましたな。でも、自分のキャラを貫きながらも、後輩にもしっかり振ってあげたり、場を回す力も付けてきていて非常に頼もしいです。今年の活躍にも期待したい所です。
さて、内容ですが、ロックちゃんとファンキーちゃんでは結構内容違うみたいですね。事前にyoutubeで配信されてた新人12人のパフォーマンスですが、ロックちゃんではやりませんでした。「ブスにならない哲学」もやらないのはちょっとビックリでした。もうこの曲を二度と同じ面子では見れないのでしょうな。あと、娘。9・10期・スマ2期がそれぞれ4人ずつでやる曲も、回によって違うようですな。その辺はBD発売を大人しく待ちたいと思います。
今回は全ユニット未発売曲披露あり、既存持ち歌披露あり、新人コーナーあり、シャッフルあり、メドレーありで、盛り沢山且つバランスよく構成されていて、なんか時間経つの早く感じましたね。
聞けて良かった曲は「もしも...」ですね。オリジナルメンバーでの披露でした。嗣永・中島・和田いう個性的な声の持ち主3人に若い譜久村が絡むというので、最初聴く前はどんな曲になってるのかと思いましたが、これがまたいい具合にマッチしてるんですよね。あと真野がCDで台詞しか喋ってなかったから、これライブでやれるのかと思ってたのですが、普通にライブでも台詞だけでした。曲の視点的に「初めてのロックコンサート」に近いんでしょうかね。ライブで聞いても、この曲はホント組み合わせの妙が活きてるなと感じました。
今回目に付いたメンバーを何人か挙げていきます。
まず、スマイレージ田村芽実。この子は発声が新人離れしてます。ちゃんと腹から声が出てる。さすが子供の頃から舞台立ってきてるだけの事ありますな。新メンの中で一番パートを任されているのも頷けます。
同じくスマイレージ和田彩花。今回の衣裳のお陰かもしれないけど、今まで年の割に幼いイメージだったのが、女子力が急上昇したというか、やたらキラキラしたオーラを放ってました。この1年で色々乗り越えて、内面から成長していった表われなんじゃないかと思います。
℃-ute矢島舞美。去年ぐらいからこの人の好感度が自分の中でかなり上がってます。それは主に性格的なものだったのですが、今回のライブでは歌の成長を凄く感じました。もともと歌唱力という点ではそこそこの彼女ですが、立場が人を成長させると言いますか、パートも多いし、リーダーだし、おまけに高橋・新垣が抜けるとなってハローの中でもかなり年長にもなる事だしで、今まで以上に責任を感じるようになってるのもあってか、激しいだけじゃなく、ちゃんと聞かせる歌を歌ってましたよ。今月から丁度ドラマも始まるし、出番も多いみたいなんで、今年は一般層にもアピールできる年になるのではないでしょうか。矢島と鈴木をメインキャストに入れた事務所は久々のGJですよ。2人のビジュアルに引っ掛かる人は絶対多いはず。
Berryz工房熊井友理奈。この人も矢島と同じで、立場で成長しました。菅谷・夏焼・嗣永というTOP3体制から、熊井が歌えるようになった事でユニットの幅で出てきたので、我慢して使い続けた甲斐はあったのではないでしょうか。トークも身長ネタ含めガンガンいけるようになりましたしね。ただ実際の身長に関しては、いつか公開測定をしてほしい所。それだけで2時間番組作れますよ。
モーニング娘。10期に関して。
工藤遥はインフルで休んでましたが、この回から復活でした。普段の工藤というのをまだ知らないので、パフォーマンスをいつもと比較する事はできませんが、工藤の声は歌っても工藤の声なんだというのは分かりました。あと、途中顔が茹でたみたいに真っ赤になってたので一瞬心配になりましたが、あれが仕様なんでしょうか。
佐藤優樹はすでに楽しんでる感が出てて良いです。でもって歌もダンスも割かし良くて、物凄く伸び代を感じます。成長が非常に楽しみな一人です。でも佐藤といえばやはりこれですな

これだけで、暫くの間は思い出し笑い出来ます。
飯窪春菜は逆に悲壮感が伝わってきます。未経験者なのに一番年上でしっかりしなきゃいけないし、真面目そうだから悩む事も多いと思いますが、根のキャラは明るいと思うので、早く楽しめるようになってほしいと思います。光井が万全になれば、年も近いし良い相談役になってくれそうな気もします。
石田亜佑美は常々「ダンスを見てほしい」と豪語するだけあって、動きにキレがあるし、目つきもプロの目になってます。なんと言っても、明らかに意図的に組ませたであろう「ガラスのパンプス」での鞘師との対決は、見えない火花が散っていて見応えがありました。そんな2人を従えた清水佐紀の大人の妖艶さが加わったパフォーマンスも流石でしたけども。なんか、鞘師・石田はファンキーちゃんでも同じ組でやってるようですね。娘。でこういう分り易いライバル関係って無かったから、新たな楽しみが増えましたよ。そいや石田はこの日誕生日だったみたいですが、昼公演では一切触れてませんでした。でもこれから毎年ハロコンで誕生日祝ってもらえるなんて、幸せ者ですな。
そんな10期の先輩の9期ですが、こちらも成長著しい。パフォーマンス面は勿論の事、育ち盛りなので身体も上へ横へと縦横無尽に成長してます。そんな中、一番目に付いたのは生田衣梨奈。秋ツアーまでは、まだいっぱいいっぱいな所があって、表情も素になってたりする事が多かったのですが、今回は凄い笑顔が出てました。周りにアイドルが沢山いて嬉しくてにやついてるだけなのかもしれませんが、1年でよくあそこまで来たと思います。
そんなわけで、新年早々明るい未来が見えるような良いライブだったと思います。今年も1年楽しませてもらえそうです。