壇ノ浦&その次の回を見ました。今までの放送のほとんどが、ここへの前フリなわけで、そら感動しないわけがありません。自分なんかは平家方に好きな俳優が多かったのでずっと平家を応援してまして(勝つわけないのに)、諸行無常な結末に涙するのでありました。義経vs知盛シーンでは「ハイビジョンハイスピードカメラ」というものを使用していたらしく(スタジオパーク情報)、美麗なスローモーションがいい演出効果を生み出していたと思います。女官達の入水シーンにもそれが使われていて、悲壮感がより強調されてました。
能子に関しては元々の情報が少なく、それこそ脚本家の腕次第って所だったのですが、前半はほとんど出番が無くて心配したものの、戦が始まってからは扇も持たせてくれたりでそれなりにおいしい役だったように思います。ディレクターが絶賛したという兄からの手紙を読んで涙するシーン、安徳帝に白い布を被せるシーン、声のトーンを抑えて喋ってるのが印象的だった兄との再会シーンなどなど、見せ場があってホントに良かった。本人にとってもいい経験になったことは間違いないでしょう。