スピリッツ オブ ガッタス

読了。布団に入って読み始めたのですが、いつもならすぐ睡魔に襲われるのに、眠たくなる事無く一度で読み終わってしまいました。所要時間4時間半。お陰で寝不足であります。
かなりのぶっちゃけでした。活字だけだと、何もフィルタを通さずに読者に直に来るので、ちょっと刺激が強かったです。正直、読み終わった今も、何か心の中がモヤモヤしてる。それぐらいの内容でした。
しばしばメンバーから「ガッタスは居心地がいい」とか「勝ち負けがハッキリしてるから燃える」みたいな言葉が飛び出して、はっとするのですが、あくまで本業とガッタスは相互関係。互いに良い影響を与えあってるんです。もしガッタスが無かったら、今の娘。はどうなってたのかと思うとゾッとします。ホント吉澤は変わった。逆に吉澤の成長があったから、飯田や石川も無事卒業させることが出来たのかもしれません。
自分のような、苦労した事もなければ挫折した事もない、楽な道を常に歩いてきた人間には到底想像することができないような境地に彼女達は達しているのだなと。もうただのインタビュー本じゃないです。人生の教科書にできますよ、これ。みうなとかただの不思議ちゃんと思ってたけど、これ程の哲学少女だとは知らなかった。
モヤモヤしてると書きましたが、来月の15日にコートを走り回る彼女達の姿を見たらそんなことは忘れるでしょう。現在11人の結束は高まり、フットサルを楽しめるようになってると思うけど、それでもやはりみんな何かしら悩んでいると思います。しかしそれでも続けたいと思うものが、きっとピッチ上にはあるんでしょう。