トゥーランドットという舞台を観に行った（4/17）

チケット持ってなくて若干保留気味だったのですが、方々の安倍の評判の良さに居ても立っても居られなくなり急遽チケットをゲットして行って参りました。
とりあえず迫力はあった。金掛かってるなぁと。音楽は生演奏。最初舞台の前にオケピがあるのに気付かなくて、指揮者だけ見えてどこで演奏してるんだろうと思っちゃいました。セットもでっかい階段が正面と左右で計3つもあったのですが、殺陣とかもその上でやってて大変そうでした。高所恐怖症の人とか大丈夫だったのかな。話の内容はわかりやすかったけど、自分的にそこまで心に来るという感じではありませんでした。でもさすがの豪華キャストで個人の力で客を惹きこんでるって感じでした。やたら客席を演者が通るのですが、そのせいで客が入退室する度にもみんなそっちの方を向いちゃってました。いつどこから誰が来るかわからんかったです。
さて安倍です。自分は1階後方の通路席だったのですが、始まってすぐに彼女が後ろから歩いてきてギャフンでした。勿論気付いた時には後姿でしたけども。それはさておき、良かったですよ。白蛇伝でその片鱗は見せてましたが、歌も台詞もよく声が通ってたし完全に役に成りきってました。安心感がありましたよ。リボンの時は日によってメンバーの調子が上下してましたが、今回1公演しか観てませんが、あの感じだと他の日も大きな心配はなさそう。安倍は走るシーンが多くて、その度にご存知安倍走りになってしまうのがご愛嬌でしたが、今回ほど彼女を頼もしく思った事は無いです。間違いなく大きな経験になり、今後の仕事なんかも大きく左右する舞台になったんじゃないかと思います。
そいやこの舞台、当初の主演はケリー・チャンだったんですってね。怪我で降板とは知らなかった。確かにアーメイ誰それ？だったのですが、片言な日本語の感じが逆に神秘性を増してた気がします。リボンではマルシアが若干片言だったし、シンデレラではジュンリンが恐らくそうだし、自分が観に行くミュージカルの片言率高っ。