第10回ハロプロ楽曲大賞2011
今年は順位を付けられず、5曲全部同じ点数で投票いたしました。
1位（2点）『1から10まで愛してほしい』モーニング娘。
この曲かなり好きなんだけど、世間的にはアルバムの中でも影が薄い存在になってるような気が。おっさん得意のモロ女子目線の歌詞を、ノリノリに歌い上げるミスマッチ感がいい具合に嵌ってます。春コンではオーラス最右翼と思ってたんですけど、割と初めにやってビックリしたのを覚えてます。おっさんはどうも「ブラボー!」が大好きみたいですな。
同点1位（2点）『愛しく苦しいこの夜に』モーニング娘。
亀井絵里の忘れ形見。未だにどこでも披露されていない所を見ると、亀井復活時に取って置いているのでは、とか期待しちゃう名曲。サビの何ともいえない声の重なり具合が、悲しい雰囲気をより演出しています。更に全体を通してちょっと淫靡な雰囲気もあって、昨年12月までの大人なメンバーだからこそ歌えた曲。
同点1位（2点）『まじですかスカ!』モーニング娘。
「日本の元気はどうなりまスカ」
震災直後に発売されたこの曲。世の中に暗いムードが蔓延する中、この曲に元気を貰った人も少なくないのではないでしょうか。それまで渋い曲路線が続いていたモーニング娘。が、4年ぶりに新メンバーを加えて出したのが只管ポジティブで明るい曲だったっていうのは、偶然の一言では片付けられないものを感じます。まさに新時代の幕開け的な曲でした。
同点1位（2点）『この地球の平和を本気で願ってるんだよ!』モーニング娘。
最初タイトルを聞いた時は「おっさん、またやりやがった」と思いましたが、曲を聞くとそんな事はすっかり忘れていましたね。今や娘。の大きな武器の一つでもあるディスコサウンドが全開の曲。まずイントロの一発目の一音だけでテンションが上がり、自然と身体が動き、最後まで心地良く聞いていられる曲です。
同点1位（2点）『My Days for You』真野恵里菜
最初は「ちょっと目線変えてみたかっただけじゃねぇの」とあまり良い印象の無い曲だったんですが、何度と無く聞いてるうちにどんどん嵌っていきました。歌詞に出てくる健気で泣き虫な女の子と真野の声がとてもマッチしています。そして何と言っても中島卓偉のメロディーが秀逸。おっさんに「ここ10年で3本の指に入る」と言わしめた作曲能力は伊達じゃないです。
その他候補
『ヒロインになろうか!』Berryz工房…ベリがここまで歌えるようになったか、と驚いた曲。特に大サビの転調後は聞く度に鳥肌が立つ。
『桃色スパークリング』℃-ute…℃は今年は当たり年でした。個人的な曲の好みで言えば『Kiss me 愛してる』が断然上なんですが、パフォーマンスに目が行きがちな彼女達が、こんな超王道アイドルソングもちゃんと自分達らしく歌えるというのが印象的だったので。
『雑草のうた』Buono!…いや、文句無しでカッケーでしょ。Bメロから間髪居れずサビに流れる所が疾走感あって良いです。
『JUICY HE@RT』Buono!…「よっしゃ、ジャスポッケーー！！」
『有頂天LOVE』つんく♂スマイレージ…色んな曲歌わされたスマイレージが、遂に出会った至高の曲。世間的にも認知され始めてきたタイミングで、スマイレージらしさが詰め込まれたこの曲を出せたのは、あの空気読まない事務所にしては最高の1手だったはずです。ただ、それが幸か不幸か4人最後のシングルになってしまったという。折角出来かけてたイメージが壊れたのは痛いけど、新メンバーもガッツありそうだし頑張ってほしいものです。
「12,スマート」の曲は今回選びませんでしたが、このアルバムも気に入ってます。こっちはまた別の機会に感想書こうと思います。
