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「ディートリッヒ」を観に行った

元宝塚トップスター和央ようか主演のミュージカルに、新垣が出演していました。内容はディートリッヒの生涯を駆け足で一気に見せた感じ。出演者も実力者揃いではあったのですが、展開が断片的でストーリーに起伏が無く、ディートリッヒの大きな見せ場というのも特にこれといって無く、やや消化不良感はあり。
自分は映画に疎いので、ディートリッヒがどういう人だったか知らないし、なんとも言えないのですが、主演が元々男役の人なので、世界中の男を魅了したという女優を演じるには、妖艶さが薄くて違和感があったかなと。でも、自分の信念を最後まで貫き通した、強い女性という意味では合ってたと思うので、こういうパターンもありなのかな。
新垣はディートリッヒの娘・マリア役での出演でしたが、ベテラン勢に囲まれながらも、見劣りしない歌と演技をしていたと思います。高橋と新垣は、今までのOGとはまたちょっと違った道を開拓していってるので、今後も後輩達に憧れられるような活動を続けてほしいものです。
幕間のロビーでは元宝塚女優主演という事で、客席の90%は占めるであろうお姉さま方がそこら中で談笑してらっしゃったのですが、「アラガキさんも見せ場があって、ファンの男の子も良かったわよね」とか聞こえてきまして、とりあえず話題にしてくれてたので良かったです。入場時に配られるチラシにはエムラインのも混ざってたので、そこでモーニング娘。出身と知る人も多そうです。こういう形でも少しずつ浸透していってもらいたいものです。翌日に日テレの「TORE」に出てたので、「マリアが出てる！」と思った人もいたかもしれませんな。

「モーニング娘。誕生15周年記念コンサートツアー2012秋　〜 カラフルキャラクター 〜」を観に行った

日本シリーズが行われている東京ドームのすぐ横で見てきました。確か以前きらレボのスペシャルライブでTOKYO DOME CITY HALLに来た時も、横でやってた気がします。その頃はまだJCBホールという名前で、ここは過去に2回しか来た事無いんですが、きらレボライブと、ライバルサバイバルのホールコン千秋楽という、どちらも記念的な公演だったので印象に残ってます。過去2回はアリーナ席での観覧でしたが、今回は1階バルコニー席。アリーナ席の後ではありますが、ステージまでの距離が短く、視界に遮るものが全く無かったので非常に見やすかったです。
この回は、オープニングアクトでSATOYAMAユニットの初お披露目があったのですが、入場がめっちゃ押してて、席についた時には「GREEN FIELDS」の曲披露は終わってました。いつもより早めに会場に着いた意味がなかったです。でも「ハーベスト」は見れたので、まぁよしとします。
っていうか、もうこのツアー4回目っていうね。リボンの騎士5回っていうのはありましたが、ライブでこの回数は自己記録更新です。しかも、今月の中野も行くのでトップタイに並びます。この前の中野-八王子はインターバルが中4日だったので、ちょっと見過ぎかなと思いましたが、2週間ぐらい空くといい具合にリセットされて楽しめますね。自分は昼公演を観に行ったのですが、夜には高橋やヤナカナ、クロちゃんが観に来てたそうで。次回の中野にはそろそろユースケが降臨するのでしょうか。おまけにオーケンも来たりしたら客席がカオスになりそうです。
回替り曲は譜久村・石田の「大好き100万点」。4回とも違う曲が見れてるのでラッキーかも。
MCコーナーでは今まで全部「田中れいなに挑戦」でしたが、今回は初めて過去ライブ映像クイズでした。今回は後藤卒業やタンポポ畑のあった、2002年のLOVE IS ALIVE!から。回答者に生田がいたもんだから、映像を見ながらノリノリ、新垣が映ると飛び跳ねるといった、お約束な行動。そして加護が映った時には会場がざわつき、それを感じた道重がニヤけるという、ちょっと妙な空間になってました。
映像といえば、娘。コンのOP映像って地味に毎回結構楽しみにしています。ワクワク感がいい具合に掻き立てられるんですよ。メンバーが順番に映るので、言うなればスタメン発表的なワクワクでしょうか。まぁ、出るメンバーは変わらないですけど。今回のも大変良いです。下のメンバーから順番に紹介されていくのですが、9・10期が終わった後の、田中と道重の大物感を漂わせた演出が好きです。どのメンバーにもファンはいるし、通常はメンバーによって尺や演出を変えるのは難しいと思うので、新メンバーがほとんどの今のメンバー構成だからこそ出来る面白さだと思います。
他にも今回はアンコール前の暗転時に、過去のシングル全50作をダイジェストで紹介する映像が流れますが、あれも良いですね。
面白いのが、ダイジェストなので1曲ずつが物凄く短いのですが、そこにもすかさずコールや合いの手を入れるヲタ達ね。一番面白いのが「ザ☆ピ〜ス！」の時の「梨華ちゃーん！」。あれは石川本人も現場に来て聞いてほしい。
あと、時期によってやっぱり曲の雰囲気が違うなぁと。「LOVEマシーン」以降は暫くお祭状態が続いたりとか、デビューから「Memory 青春の光」までの草創期や、プラチナ期の曲はコールがほとんど入らないとか、「まじですかスカ!」が出た時の異常なまでの新時代到来感とかね。歴史を感じると共に、当時の色んな事も思い出したりして、これはある種モーニング娘。のファンしか味わえない特権かもしれませんね。