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鈴木が前に出てきた時に、笑いを必死に堪えるリーダー。

石田や工藤を面白く弄ってくるあたりめちゃイケらしかった。岡女で小川・新垣を弄ったのを思い出しました。

モーニング娘。コンサートツアー2013秋 〜 CHANCE！〜

中野、パシフィコ、武道館と立て続けに行って参りました。すでにツアー最終盤で、諸々Updateされ終わった後ですが、自分はここでようやく秋ツアー初陣です。運よく回替りを1回ずつ見れた後に、武道館で締める事ができました。今回は大きな怪我や体調不良も無く(見せなかっただけかもしれないけど)、最後まで全員で完走できたのが何より良かったです。MC少なめで只管曲をやりまくる2時間弱の激しいステージを最後までやり切ったんですから大したものですよ。
今回は怒涛のセットリストという事もあってか、ライブがあっという間に感じました。それで物足りなさを感じたわけではなく、適度な充実感と疲労感でございました。武道館も特にサプライズなどはなく、ほぼ普段通りのコンサートをやり切ったのが良かったです。ここで初めて観る人も多いだろうし、そんな事しなくても純粋にライブを楽しみたい人がほとんどだと思うので、正解だったと思います。
中野とパシフィコは1階の最後列付近だったので、歌と全体の雰囲気をじっくり楽しみました。勿論最近売りにしてるフォーメーションも含めて。
武道館は1階西スタンドのファミリー席2列目で、目の前が花道下手のミニステージ。場合によっては、メンバーが一番近く見れる席でもありました。でもって真横からの角度なので、普段のホールでは分かり難いフォーメーションの縦の動きがよく見えて、より大変さを実感できたり、後方のメンバーの動きや表情なんかも見えて、いつもと違う楽しさがありました。
武道館ではスマイレージとJuice=Juiceがオープニングアクトだけでなく、本編でも曲披露。更には研修生含めて娘。の曲にもバックで参加したりとプチハロコン状態でした。宮本佳林がエッグ魂が再燃しちゃったのか、最近まで怪我してたのが嘘みたいにバックで踊り狂ってましたよ。あと、スマイレージでは初武道館の2期メンより、意外にも和田彩花が荒ぶってました。あの人並み外れたスタイルで踊りまくる姿を近くで見れたのは僥倖でした。逆に福田花音は翌日のベリーズで頭がいっぱいだったのかこなしてる感が出てて対照的でした。
リーダーが最後のMCでメンバーの頼もしさを語ってましたが、当たり前のように見てるから忘れがちだけど、加入して間もないメンバーばかりであそこまでの完成度のライブを出来るのは凄いことです。
小田
歌も然ることながら、ダンスでも中核を担っていて、まさに新人離れの活躍。身体つきも妙にエロくて、動きが映えます。しょうがない夢追い人のソロパートや、鞘師石田との Take off is now!等、プラチナの名曲を1年目でやり切るとか末恐ろしい。
工藤
以前は子供体型だったのもあって若干動きが悪目立ちしてましたが、身体が出来上がってきたので、体幹がちゃんと使えてるようなメリハリの利いたダンスが目を惹きました。回替りの曲では見せ場もあったりして、歌も目立たないけど安定してます。
佐藤
喉を広げる意識なのか、ソロパートで胸に手を当てて歌う姿に歌唱メンとしての自覚の芽生えを見た。ライバルと公言する鞘師の存在や、強力な後輩小田の加入に刺激されて、これからも成長していくんじゃないでしょうか。MCでもいい加減と思いきや、流れに沿った発言も出来たりする。あと小田との丁々発止のやり取りは往年の小春ジュンジュンを彷彿とさせます。今後名物になっていくことを祈る。
石田
トチッてるのが想像出来ないほど、最も安心して見てられるメンバー。それ故に個性が薄くなりがちだけど、持ち前のダンス能力に加え、すっかりラップ担当としての地位を確立。以前ラップといえば新垣だったし、もし今後 涙ッチ をやる事があれば、台詞部分は石田がやるんじゃないかな。生田には悪いけどｗ あと、 What is LOVE? の最初の大ジャンプ移動が良いです。
飯窪
ダンスも悪目立ちしなくなってきたし、歌も凄い良くなってきている。ソロパートが何気にチョコチョコあって、声がクセになってきてる。ダンスも手足の長さを活かせる様になってくれば尚良い。MCはさすがの安定で、ガヤもしっかりできます。今後、娘。がバラエティーとかに出た場合、前に出ても一人で完結しないメンバーが多いので、フォローを期待したいところ。
鈴木
武道館はファミリー席だったので周囲の女子率が高かったのですが、「香音ちゃーん」という黄色い声援の多さが印象的でした。ユニゾンパートでも声がよく聞こえてきて、かつての保田や新垣のように歌の土台を支えるメンバーとして欠かせなくなってます。あと何かもう一段昇ったら、ソロとかも多く任されそう。
鞘師
その若さで、そこまで背負い込まなくてもと心配しそうになりますが、堂々たるパフォーマンスを見せつけられると最早何も言えなくなりますね。スキルがある分、孤独な求道者になりそうなものですが、グループ全体のこともしっかり考えてるし、あくまでモーニング娘。として上を目指している事が嬉しいです。笑いのセンスもある人なので、武道館のチャック全開話など、時折見せる茶目っ気が鞘師の魅力を更に増してます。
生田
色白で均整の取れた体型なので、遠くにいても目に入り易いです。Moonlight night 〜月夜の晩だよ〜 のイントロが流れた時は、鞘師が鮮烈なデビューをしたファンタジーDXが頭をよぎって、今のメンバーで間奏部分のダンスは誰がやるのかと思いましたが、生田がハンドスプリング、工藤が座ってセクシーダンス、最終的に二人で握手という若干謎な展開に。でも、数少ないソロでの見せ場だったので、あっただけでも有り難いです。
譜久村
以前までは、心なしか自信無さ気に歌ってるように感じていたのですが、田中卒業でパートも増え、サブリーダーにもなり、意識が変わってきているんだなと。多くは語らないけど、内側に相当燃えるものを持っているのを感じます。中音域の声の伸びはメンバーでも屈指じゃなかろうか。ビジュアル的にも一般層に印象を残しやすいと思うので、今後のシングル曲での活躍にも期待したいです。
道重
生ける伝説というか、アイドル神というか、姿を拝めるだけで有り難い気がしてきます。最早我々があれこれ言うのもおこがましいレベル。今年は公私共に色々あって大変だったと思うけど、見事に背中で引っ張ってきたなと。道重がいることでメディアも扱い易いし、世間もモーニング娘。だと認識できる。プラチナ期にバラエティに出た当時、直接グループに還元される事は少なかったけど、最近グループが注目され始めて、あの頃の頑張りが活きているのを見ると感慨深いです。無駄な頑張りなんて無いんだなと思いましたよ。