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道重さゆみ卒業

寂しい。
キャリア的にいつ卒業でもおかしくはなかったはずなのに、どこか彼女に関しては永遠にモーニング娘。メンバーであるような感覚があって、あまり卒業というのを意識していませんでした。それぐらい絶対的な存在なのです。道重率いる今のモーニング娘。をまだまだ見ていたかったというのが本音です。
そんな彼女が抜けてしまって今後のモーニング娘。は大丈夫なのかと一瞬心配になりますが、それが問題ないことは過去のメンバーが証明してます。高橋愛だって田中れいなだって、最初から凄いメンバーだったわけではないですしね。一番上になる9期も地味に4年目に突入してたりしますし、田中が卒業したあたりからは意識もだいぶ変わったようなので、新しいモーニング娘。を創っていくはずです。
昨年秋の武道館大演説も、ただのライブMCのひとつではなく、色んな意味を込めての言葉だったんだと思うと感慨深いですな。こういう伏線を記録に残る形で張るあたりも、アイドルとしての自己演出能力の高さが伺えます。
ただ気になるのは、今回の発表で卒業後の事についての一切触れられていないんですよね。モーニング娘。以外の事は考えられないと常々公言していた彼女だけに、ホントにスパッと芸能界を辞めてしまう可能性だって考えられます。そうなればまさに伝説になるので、ある意味かっこいいのではありますが、一生モーニング娘。に捧げたいという思いのある彼女なので、各所でも言われてますがハローのプロデューサーに就いてほしい。娘。含めハローのメンバーの魅力を引き出す事に関しては右に出るものはいないと思うので、グッズやらイベントやら彼女の才能を存分に活かせる筈です。そして、そのプロデュース業の第一弾が、今度出版される『ミチシゲカメラ'13-'14』なのではないでしょうか。
今はまだ若干もやもやがありますが、中野でしっかり姿を見てきたいと思います。