娘。系時間差サイト
モーニング娘。だったり その周辺だったり
もしくは全然関係ないことだったりをダラダラと書いてます
管理人:ぢしょう (Twitter:@disyo / Instagram:disyodo)

▲▲▲参戦予定▲▲▲
4/29(月) モーニング娘。'24 新潟
5/3(金) JAPAN JAM 蘇我
5/10(金) 井上BD スクエア荏原
5/19(日) モーニング娘。'24 栃木
5/27(月) モーニング娘。'24 武道館
6/2(日) ミニライブ エスコン

過去の参戦履歴
2004-2014
2015-

頑張ってください

モーニング娘。'14コンサートツアー秋 GIVE ME MORE LOVE 〜道重さゆみ卒業記念スペシャル〜

11月26日の横浜アリーナに行ってきました。
今までも卒業公演は見てきましたが、ライブそしてスカパーの録画放送も観終わって今、なんとも言えない感情になってます。寂しさのような、そうでないような、よく分かりません。自分が思ってた以上に道重依存してたという事なのかな。メンバーが頼りにしていたように、こっちも気付かぬうちに頼りにしてた部分があったのかも。この日が来るまでは「卒業云々よりライブを楽しみたい」と思ってたのも、無意識にそう思い込むようにしてたのかもしれません。
ライブ前半は、のっけから鬼気迫る異様な雰囲気だったライバルサバイバルとは違って、比較的いつも通りな感じで、メンバーも自分達のパフォーマンスをやり切ってました。中澤・矢島・田中が登場したコーナーでも湿っぽさは無く淡々と進んでいきましたが、メドレーコーナーでハプニングが起きて雰囲気は一変しました。
大型モニタに一瞬映し出された足元を気にする仕草と歪んだ表情の道重。足を攣りやすい道重だから痛めちゃったかなと思いましたが、メドレーは続行したので、勘違いだったかと最初は気にせずにいました。
その後道重をメインステージに残し、9人がセンターステージに移動してパフォーマンスした時も、「頼もしくなった後輩を後ろから見守る道重」という構図になっていて全く違和感が無く、これも演出なのでは?と勘違いしてしまうほどでしたが、道重がその場から動けない状態が数曲続いて、足を痛めたのだと確信してからは、気が気じゃなかったです。なぜこんな日にと、神を恨みたくもなりました。
しかし、このハプニングがかえってモーニング娘。'14の底力を見せつける結果になりました。全く動揺を見せず、フォーメーションを変えながら歌い踊るメンバー。あの瞬時の状況判断と、臨機応変の対応能力、そしてメンバー間の信頼関係。過去のライブで道重や田中が途中退場、もしくは欠場する事もありましたし、これは今までの現場での実戦経験の賜物でございますな。一朝一夕で身に付く物ではないですよ。当たり前に見てきてるけど、ほとんどが十代半ばの子達がこれをやっちゃうとか、冷静に考えると凄いことです。そしてライブ中にそれに全く触れなかった事がまたカッコよかった。
そんな後輩達に道重が見せたかったという横アリの景色ですが、自分が初めて生で見たモーニング娘。の単独ツアーが『The BEST of Japan 夏〜秋’04』の横浜アリーナ公演でした。この頃は6期が2年目、所謂黄金期のメンバーも4人残っていましたが、日曜開催でもスタンド席はガラガラでした。あの状況を見てメンバーはどう思ってるのかと考えた事もありました。
そこから6年後、ライバルサバイバルの時に満員の横アリを見渡して「モーニング娘。来年来るんじゃない?」と言った道重。それこそ積み重ねたものが無駄じゃなかった事を示したのがプラチナ期だったように思います。
一緒にステージに立っていた仲間はみんな卒業したけど、4年後にそんなプラチナ期に憧れたメンバーを引き連れて、その景色を見せた道重リーダー。今度は、後輩達だけでその景色を見てもらいたい。もしくはもっと大きなところにたどり着いて、その景色の一部になりたいと。道重卒業で、黄金期メンバーとの活動を経験したメンバーはいなくなり、本当の意味での新時代に突入と言ってよいでしょう。この9期以降のメンバーが、単独コンで同じ景色を見た時、また新たな伝説が始まるのでしょう。
いやぁ、それにしてもこの日の道重さゆみは、可愛さのピークを合わせてきたという本人の言葉が冗談にならないぐらいの完璧なコンディションでした。見返り美人での着物姿や、ラストのドレス姿で登場した時には、女神が降臨したかの如く会場全体から溜め息が漏れてましたが、あんな経験は長らくハロプロ見てきたけど初めてでした。
キャプりたい瞬間は色々あるのですが、でもあえて自分はここを載せてみます。新サブリーダー、まさかの生田衣梨奈を発表する直前の、いたずら顔で楽しむ道重さゆみ