ハロ☆プロ オンステージ！を観に行った

会場に着いて、眼鏡をかけようとケースから取り出したら、ネジが外れてたらしくフレームが分裂。何とも縁起の悪い。幸い劇パートは座って落ち着いて見られるので、なんとか騙し騙しで乗り切る事は出来ました。
初日公演を見るのは初めて、多分。何がいいって、周りでデカい声で喋ってる奴のネタバレを気にしなくて済むっていう。勿論ネットでもネタバレしないし、全く何も知らない状態で開演を向かえたのは初めてのような気がする。
ここからはネタバレありで
安倍と後藤が新人アイドルで、友達でありライバルっていう設定。んで、後藤ダウンにより代役が柴田だったのですが、役自体が後藤ありきで作られているので、正直後藤で見たかったっていうのはあります。後藤だったらもっとニヤニヤできたり、感慨深かったりしたんだろうなぁと。でも柴田も凄い頑張ってましたし、何より楽しかったからOKです。安倍と柴田って体型が似てるから、2人が並んだ姿が妙にマッチしてたりもするしね。
2人が「愛バカ→22歳→溢れちゃう→だて生き…」と、それぞれのデビュー曲から交互に歌っていくシーンがあったのですが、柴田の部分は思い切ってメロンの曲にしても良かったような。でも役名が「後藤あゆみ」でしたし、出てはいないけど、後藤も出演者のひとりってことなのかね。
さて構成は去年と同じく前半が劇で、後半がライブ。といっても、劇パートでもかなり歌ってましたけどね。真新しい所で言うと「ミニモニ。ソング大百科1巻」から「ビタミン不足解消交響曲」,「すき・すき・きらい・きらい・きらい・すき。」と2曲も使われたり。ミニモニ。やWのアルバムにはライブで歌われてない曲がわんさかありますからな、Wの単独ライブが半絶望的になってしまった今、今後もこういう使われ方をしていくのでしょうかね。その他「負けない 負けたくない」とか、もし後藤が出てたら涙モノの選曲もあったり。
しっかし、劇パートのメロンは面白いです。キャラが完璧に出来上がってるのはやはり大きいです。メロンがテレビに出だすようになった頃、4人に無理矢理キャラ付けをして「なんか痛いことさせられてるなぁ〜」と思ったものですが、それもあながち間違ってなかったのかも。舞台上の彼女達はアイドルの枠を越えていて、ベテランの味みたいなものを感じます。そんな中でも今回は斉藤が凄い事になってました。幸せビームがアレンジ変えただけであんなにエロい歌になるとは。ハッピー♥７に斉藤が在籍してたのが、2006年になってようやく活きました。
でもって劇といえば、なんとダンディ坂野登場ですよ。生でゲッツを見れる日がまさか来ようとは。つぶやきといい、これからハローは旬を過ぎた芸人と絡んでいったりするのだろうか。まぁ今まではあまりに内に内に行ってましたからね、可能性が広がるのはいい事だと思います。ハロコンの司会もきのこじゃなくて、ダンディとかにやらせてあげたりすれば、退屈な時間が減って良いと思います。
ライブパートなんですが、去年は劇が終わって一呼吸置いてからのスタートだったのですが、今回は劇の中の2人がソロライブやるっていう流れからそのままライブが始まって、客も最初始まったと思わずに座っていたのですが「これライブじゃねぇ？」と徐々に気付きだし、曲の途中で全員立ち上がる。この辺も初日ならではですな。ライブパートは、安倍と柴田それぞれ4曲ずつ。柴田はさすがにここではメロンの曲を歌ってました（ラストのみスクランブル）。劇の続きですから勿論柴田のソロライブになってまして、柴田ヲタにはたまらなかったんではないでしょうか。自分も期せずしてメロンコンを味わう事になり、何とも新鮮で御座いましたよ。柴田はやっぱり歌上手くなってますね。赤フリかなんかでMステ出た時に、思いっきり音はずしてたのが懐かしいです。
今年も去年と同様、知ってれば知ってるほど楽しめるヲタ向けな内容でしたね。そういうことが出来るほどの歴史とストーリーが、ハローにはあるっていうことでもあるのでしょう。今回はどうやらDVDが一般発売されるみたいですな。柴田ヲタはマストバイでしょう。