なんか音だけで聴いてると、藤本の印象しか残らない。松浦も相当のクセのある声してるけど、藤本のそれは更に上をいってる。まぁ、今までのシャッフルやら何やらを見てると、松浦がユニットに向いていないのは分かりきっていて、やっぱり1曲じっくり聴きたい歌手なんですよね。今までのユニットをどういうモチベーションでやってたのか知らないけど、念願の藤本との2人ユニットでも自分がそう感じてしまうって事は、やっぱりこの人はソロ歌手なのかなと。
でもって、自分は"あやみき"というものにいまいち興味が湧かない。以前に比べると、松浦も藤本もかなり好きになってるのですが、この組み合わせにはなんか反応しないんですよね。マナー部やことミックを見なかったってのもあると思うけど、多分一番の原因は「モーニング娘。っぽさが一切ない」という所なんじゃないかと思う。モーニング娘。っぽさって何だよって言われてもうまく説明できないんですけど、今までの娘。内ユニットやシャッフル、スペシャルユニットからは、そういったものが少なからず感じれたのですが、この2人の馴れ合った雰囲気があまりにも非モーニング娘。的に感じてしまうんですよね。なんだろね、この2人だと仕事の匂いがしないって事なのかも。娘。だって馴れ合ってますけど、なんかどっかで緊張感みたいなものを感じますし、Wの場合は自由にやりたい放題ではあるけど、あの2人は存在そのものがミラクルですし、プライベートではほとんど会わないという事からも、仕事の意識は少なからずあるでしょう。今まで事務所が送り出してきたユニットには、何でその組み合わせなのとか、何でそんなことやらせんのみたいに、どっかこっか引っ掛かる所がある場合がほとんどで、もしかしたらわざとそうしてきたんじゃないかと思うのです。見てる方にも、やってる方にも緊張感を持たせようと。そもそも始まりがモーニング娘。という意味不明な集合体だった訳ですし、普通のことはやらないつもりだったでしょう。そしてそれに自分は魅力を感じてた部分があったと思います。故にあやみきはあまりに普通すぎて、敢えて封印し続けてきたんではないかと。
ここに来て、CM発信でシングルを出したり、アニメに進出したりしてるのは、ケツに火がついた証拠ではないでしょうか。今まで、そういったスタンダードなプロモーションはやってきてませんでしたから(できなかった)。でもって今回のGAM、最後の切り札を切ってしまおうという、苦肉の策に見えてなりません。でもまぁ、方向的にはそう間違ってないと思います。やるのが数年遅かったですけど。
話が途中でそれてうまく纏まってませんが、こんな事言いながらもCDは買います。イベントも当たれば行きます。何じゃそりゃ。