モーニング娘。のコンサートを観に行った

SSAに吉澤卒業公演をば。と言ってもこれがツアー初見なので、基本はライブそのものを楽しむスタイルでの観戦。座席はステージと向かい合うスタンド席で、距離が遠くて目視でのメンバー判別が結構大変でしたが、全体の雰囲気を味わえる点では良い場所だったかなと。最初高橋が一人だけ離れた場所で歌ってて、特別扱いなのかと思ってたら、怪我してたのを忘れてました。9人のうち1人だけ離れてるから、なんかDHみたいでしたよ。
セットリストは勿論アルバム曲中心ですが、カレーや青空が定番曲に成長したのは大きいですな。前まではシングル曲に頼りがちだったけど、ライブでの定番が増えるっていうのはいいことです。単純に打率が上がるわけですから。そんな中に今回は「ラブマ〜ピ〜ス〜恋レボ」のヒットメドレーなんかもあったりして、この日はカメラもいっぱい入ってたこともあって、娘。のことをそこまで知らない取材陣の方々も少しは楽しんでくれたかなとか、変に安心したりしてました。
逆に変わった選曲だったのは「通学列車」「ポップコーンラブ！」。前者は4期初レコーディング曲なのでいつかやると思ってたけど、4期が誰もいなくなるタイミングでの披露とはね。後者は5期初レコーディングなのかどうかは知らないけど、吉澤初センターのC/Wってことで、どちらも多少なりとも縁のある曲って感じですな。
新曲「悲しみトワイライト」はロックでかっこよくて、浪漫や愛の園と同じぐらい生バンドで聞いてみたいと思わせる曲です。だけど聞いてると何か切なくなってくる曲でもあります。卒業云々というのも多少あるのかもしれないけど、メロディーがそうさせるんだと思います。そいやこの曲は、最後にして吉澤激押し（でもないか）の曲になってますな。今までの卒業直前シングルって、そのメンバーを特別フィーチャーすることもなかったけど（強いてあげれば愛あらの安倍ぐらい？）、まぁ曲調に合わせてってのもあるのかもしれないけど、珍しい事だなぁと。いや、素直に嬉しいんです。
卒業セレモニーは最近の流行なのか、なんか面白い方向で進んでました。いやメンバーはいたって本気なんですが、コメントがどうしても面白くなってるんです。吉澤が冷静だったから際立っていたっていうのもあるんですけどね。そんな中「吉澤が卒業したら自分の中のモーニング娘。がいなくなる」とマジヲタ発言をした新垣は素晴らしかったです。
どすーんで始まりどすーんで終わった吉澤のモーニング娘。
吉澤が加入した7年前、自分も丁度新たな環境で生活し始めた頃でして、今回の卒業・ソロ出発も自分の卒業・就職の時期とほぼ同じだったりします。まぁこの7年間、吉澤が光の速さで駆け抜けたのに比べて、自分は亀のスピードで進んでいたわけではありますが、誕生月や血液型も同じだったりするので、シンパシーを感じずにはいられません。
勝手に感じてろってね。