小川麻琴主演の舞台を観に行った

「こもれびの中で 2009」
FC枠だけが指定席で、それ以外は自由席。FCは取ってなかったけど、小川初座長公演だし値段も3000円と安いから観に行こうと、ぴあで自由席をゲットしました。2ヶ所で公演してましたが、自分が観に行ったのは後半の滝野川会館の1日目。開場したぐらいの時間に行ったら、がっつき系の人は少なかったみたいで、かなり前の方に座れました。客層はヲタっぽい人は前の方に固まっていて、その他は子供からお年寄りまで結構色んな人が来ていました。地元関係とか劇団関係だったりするのかな、小川主演なのにいつもの現場とは違う雰囲気になってました。そいや開演前にトイレに行こうと席を立ったら、和泉元彌に似た人がグラサンかけて立ってたのですが、本物だったんかい。あまりにも普通に立ってるから本人と思わなかったよ。ASAYANに出てた弓削智久なんかも見にきてたのね。こういう面子からもいつもと違う雰囲気というのが多少伝わるかと思います。一緒に観た同行者は高橋ヲタなのですが、残念ながら自分達が観に行った翌日に光井・リンリンと来たようで。高橋は律儀というより根っからの観劇好きなんでしょうな。でもライバルの舞台上での姿を見て、かなり刺激を受けたんじゃないでしょうかね。
そいや自分がチケットを買った後に急遽握手会が決定しました。客入り悪いのかなとか思ったのですが、当日券も結構売れたみたいで客席はほぼ埋まってました。会場ももうちょっとこじんまりとした所を想像してたんですけど意外に広い所で、それでも3日間よく入ったようで何よりです。
開演直前に演出家先生が登壇して話をしていたのですが、「緊張して見るような舞台じゃないんで」って事だったのですが、いざ始まってみるととてもリラックスして見れるような舞台ではなかったです。ハロヲタやってるお陰で今まで色んな舞台を観てきましたが、今回は前を向いての大声での台詞、大仰な感情表現などなど、自分が昔想像していた「舞台」というもののイメージそのまんま。とにかく常に鬼気迫ってる感じなので若干疲れました。でもそこまでベタだと自分なんか観てて恥ずかしくなりそうなのですが、目の前の世界に引き込まれていく感覚がありました。舞台上にセットが一切無く、勿論マイクも付けてないので、演者の迫力がダイレクトに伝わってくるというのが大きな要因かもしれません。
小川は第一声で掠れてるのが分かりましたが、それは元々の声を知ってるからであり、演技に支障を来たしてはいませんでした。前述した通り今回はとにかく発声が肝の舞台なので、あそこまで出来たというのは年を跨いで行われてきたレッスンの賜物でしょう。主演に恥じない堂々とした演技でした。外部の仕事での主演なのでより一層感じますね。今回の舞台のきっかけはこちら（参照1、2）にもある通り、藤本のレッスンにたまたま一緒に参加してた小川に演出家側からオファーを出したという事で、嬉しいと同時に小川本人としては選ばれた以上相当な責任もあったことでしょう。ただ座長としてチームを引っ張り一つの公演をやりきった経験というのは、それは大きなものになったことでしょう。帰国してからのビジョンが不透明だった小川ですが、早目にこういう機会に巡り会えたのは良かったんじゃないでしょうか。これからは自分のやりたい事にどんどんチャレンジしていけそうな気がします。にしてもアンドリウに見出された真野といい、JPは芝居系にパイプがあるんでしょうかね。藤本もちょこちょこドラマや舞台に出ますしね。
そいや忘れてましたが握手会です。正直舞台観劇後に握手会ってどうなのかと思いましたが、折角なんで参加してきました。握手待ちしてる通路の横を出演者が右に左に行き交っていて、こういうのも普段無いなと。順番は小川麻琴→Erina→伊藤久美子と右回りで回っていったので、右利きの自分は若干やり辛かった。んで、外部という事もありいつものような引っぺがしスタッフがいないのですが、高速握手に慣れてる自分は小川の手をこちらのタイミングで早く離してしまって、小川に「ああ」って言われてしまいました。正直ゆっくり握手出来たとしても話す事が無いので逆に困ってしまうのですけどね。てなわけで、5期は高橋以外は握手制覇しちゃいました。
さて、今回の舞台はバスケ部のお話。主将役の小川が怪我をしてしまい車椅子で登場するシーンがありまして、自分はすっかり忘れていたのですが、同行者に言われて思い出しました。そしてDVDを引っ張り出して見てしまいました。そう、27時間テレビ。

江戸っ娘。忠臣蔵で腰に怪我を負い車椅子で登場。6期を加えての「シャボン玉」初披露のはずが一人見守る事に

涙を浮かべて娘。達を見つめる小川。小川の涙で印象に残るのは悔し涙ばかりである。
今回の舞台でこのシーンを重ねたヲタも多いのかな。