娘。系時間差サイト
モーニング娘。だったり その周辺だったり
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管理人:ぢしょう (Twitter:@disyo / Instagram:disyodo)

▲▲▲参戦予定▲▲▲
5/10(金) 井上BD スクエア荏原
5/19(日) モーニング娘。'24 栃木
5/27(月) モーニング娘。'24 武道館
6/2(日) ミニライブ エスコン

過去の参戦履歴
2004-2014
2015-

「モーニング娘。コンサートツアー2011春 新創世記 ファンタジーDX 〜 9期メンを迎えて 〜」を観に行った

大宮の初日昼に行ってきました。ソニックシティに来るのは「安倍なつみコンサートツアー2005秋 〜24カラット〜」以来の6年ぶり2回目。道のりを調べてなかったので若干不安だったのですが、駅から歩いたらすぐ着いたので助かりました。
開演前にスタッフから説明があり、緊急地震速報があったらライブを中断し、震度3,4の場合は状況見て可能なら再開、震度5以上あった場合はそこで中止との事。まぁ、今の状況に関わらず当たり前っちゃあ、当たり前の事です。そんな緊張ムードではありましたが、ようやくライブが始まる、新生モーニング娘。が見れるという高揚感で、会場のボルテージは開演が迫るにつれ盛り上がっていきました。
「まじですかスカ!」でライブはスタート。シングルは最近大人路線が続いてましたが、このタイミングでこういう明るく前向きな曲が来たのは偶然とはいえ良かったです。
ちなみに座席は実質3列目のほぼ中央。JCBホールの時といい、珍しく近い席が続いてます。すぐそこで歌い踊る9人を見て、なんか3Dテレビを見てるような錯覚を覚えました。3Dテレビを見て本物がそこにいるように感じるっていうのはありそうですが、何故逆なんだっていう。なんか普段平面画面で見慣れてるからか、真正面で立体的な彼女達を見てるとテレビから飛び出てきたような感じがしたんです。道重がラジオで「地デジはくっきり綺麗に写りすぎて、好きなアイドルとか見ても実在するんだろうな、実際会ってもこんな感じなんだろうなと思うから好きじゃない。アナログみたいにぼやけてる方がいい」みたいな事を話してましたが、それにも少し通じる所があるかもしれないです。ある種実在しないものとして見てる所もあるのかもしれません。
9期が入ってライブ構成が大きく変わっちゃったらちょっと嫌だなと思ってたんですが、セットリストは最新アルバム「Fantasy!拾壱」を中心に最近の曲メインでやったので、それは大丈夫でした。
でもそれはつまり最近の難しい曲に9期が挑戦しなければならないと言う事でもあり、少なからず心配はありました。でも今回席が近くて全体をあまり見る事が出来ず目立たなかったというのは多少あったにしても、この短期間でよく仕上げたと思いますよ。
生田・鈴木はギリギリ付いていってるような感じではありましたが、ライブを楽しんでるのは伝わりました。生田衣梨奈が最初出てきて腕を振った時の二の腕のプルプル具合が、後藤真希が初めてステージに立った時のそれを彷彿とさせて、新人は最初こうなんだなぁと思ったり。道重とかも勿論プルプルはするんですが、プルプルの種類が違うんですよ。まだ鍛えられてない感じ、今後変わっていくんでしょうな。道重と2人での「レインボーピンク」もちょっと面白い感じだったけどやり切ってました。まだ若干キャラが不明ですが、今後どうなるかちょっと楽しみです。
鈴木香音は下半身が想像よりドッシリしててやや重そうではありましたが、最初のダンスレッスンの時のような姿はもう無く、得意の笑顔を絶やさずに頑張ってました。特に9期の中では声が一番よく出てました。今回先輩メンバー5人だけの曲もいくつかあって、さすがに3人辞める前に比べると声の厚みが足りなく感じたので、今後鈴木が娘。のボーカルを支える屋台骨に成長してくれるんじゃないかと期待してます。
譜久村聖はさすがにエッグ上がりだけあってステージ慣れしてました。でもってあの年不相応な落ち着いた雰囲気は今の娘。の中では異彩。真面目でおっとりしたキャラっていうのは紺野卒業以来いなかったので、ああいったキャラが一人いるのは面白いです。にしても「LOVEマシーン」で「み・だ・ら〜♪」の部分を譜久村に歌わせるとか露骨に狙いすぎでしょw
最後に鞘師里保ですが、これはまさにドラ1。センター付近で踊る事も多かったのですが、期待を裏切らない活躍でした。特に高橋・新垣と3人でやった「Moonlight night 〜月夜の晩だよ〜」、これオリジナルとは大きく変わりめっちゃ激しいダンスが付けられてまして、間奏でもソロでそれぞれ踊るシーンがあったのですが、10年戦士の2人に3ヶ月の新人が踊りで負けてませんでした(というか新垣があそこまで激しいダンスが踊れる事にもちょっとビックリしたんですけど)。鞘師は初ツアーでこの大役を見事こなしてました。歌はさすがに2人に遠く及びませんが、事務所が明らかに高橋愛の後継者として期待してるんだというのを感じました。
にしてもまだCDも発売してない9期が、初のツアーでここまで自分の個性を出し、高難度のダンスにも付いてきたというのは凄い事ではないでしょうか。亀ジュンリンの卒業、そして高橋も卒業という事でこの先どうなるかという不安がある中、9期4人が放つ輝きはそんな暗闇を一瞬で吹き飛ばす程眩しいもので御座いました。今後もモーニング娘。は楽しませてくれそうです。
先輩メンバーも勿論良かったのですが、特に今日は光井の歌が良かったです。一時期の田中みたいにここ最近伸び悩んでる感じでしたが、今日のような伸びのある声を今後も続けられたら娘。というユニットにとってかなり大きいと思います。
最初の方にも書いた通りセットリストは拾壱中心でした。このアルバム自体が名曲揃いなので、ライブが良くなるのも必然ですな。自分がラストにやるだろうと予想してた「1から10まで愛してほしい」が割と序盤で出てきたので、最後何やるんだろう?まさかまたまた「涙ッチ」?とか思いましたが、ラストは「ブラボー!」でした。この曲は序盤の盛り上がり系の所でやりそうな感じがしてたのですが、意外にラストにも合う曲でした。
そいやアルバムでやってない曲が2つありました。1つ目は高橋ソロ曲の「電話でね」。田中のソロの方はやったので、最近よくやる公演毎のローテーションで別の回にやるのかな。もしかしたら、高橋卒業ツアーに温存なのだろうか。まぁ、いずれやるのは間違いないでしょう。
2つ目は亀井絵里の忘れ形見「愛しく苦しいこの夜に」。この曲は亀井のイメージが大き過ぎるので、使い所が難しいとは思います。自分としても最初は亀井の声で聞きたかったと思ってる所ありますし。そういう意味でも春ツアーはとりあえず外したのかな。でもこの曲は結構お気に入りなのでいつかは聞きたいです。
そんなわけでツアーは楽しかったです。ただハプニングが一つありまして、道重の一人メドレーコーナーの時に緊急地震速報があったらしく、本当にライブが中断しました。オケが突然止まってステージ上の道重もパニクりながら捌けて行きましたが、なんでもなかったようで数分後に再開しました。正直ライブ中は爆音とヲタのジャンプで常に震度4くらいな状態なので、少々の地震とか気付かないと思います。でももしライブ中に大きい地震が起きちゃったら、客退場時の混雑具合なんか見ても、とてもスムーズな避難が出来るとは思えませんな。今回は無事に何事も無く終わる事が出来ましたが、今後各所の災害対策の改善も必要になってくるかもしれません。
最後にどうでもいい事を一つ。「まじですかスカ!」のカップリング曲「もっと愛してほしいの」をライブでやりましたが、この曲聞く度にFF4の四天王のテーマを思い出してしまいます。