アクシデント・カップル

無事に見終わりました。始まった頃は尺も長いし、いつ見終わることが出来るのかと心配だったんですが、途中から結構面白くなっちゃって後半は一気に見ちゃいました。気が付けば「Over the Rainbow」を口ずさんじゃってますよ。
すれ違いやら三角関係のもつれやらでヤキモキさせときながら、最後は無事にくっつくんだろうという期待感で視聴者を引っ張るという、まぁよくある展開ではあるのですが、自分が韓流ドラマのイメージとして抱いていたベタベタな恋愛モノなとはちょっと違いました。そういう初心者には比較的見易いドラマだったのかもしれません。あと政界やマスコミが裏で絡みながらも、人が死んだりとかブラックな表現がほとんど無かったのも楽しめた要因ですね。最近のドラマはどうも簡単に人が死に過ぎなような。その方が話作り易そうだし、需要もあるからなのだろうけど、そこに頼りすぎちゃうのはどうかと。だから今回のようなホームドラマチックで勧善懲悪な展開というのは安心して楽しめました。
そいやたまたまテレ朝チャンネルでこのドラマの字幕版が流れてたのでちょっと見ちゃったのですが、色々違うんですね。まずオープニングのキャスト紹介の順番が、CX地上波ではジスが最初でしたが、こちらではドンベクが最初。これは高橋に配慮してなのか、それともギャラの関係なのかｗ　あと地上波では見た事無いシーンが流れてました。そいや、所々どうも話が飛び過ぎてるような気はしていましたが、シーンがかなりカットされていたんですね。ドラマ中に説明不足なエピソードが多くて、韓国ドラマはこういうものなんだと勝手に思いつつ脳内補完してましたが、これが原因だったんですな。例えば
・ジス母が海外にいるという事にしてる理由
・サンチョルが留学させられた理由
・ジスがガンモの新聞社代表就任を嫌う理由
などなど。特に謎だったのは
・ペク記者が執拗にキム親子を潰そうとしている理由
この辺りはほとんど説明が無くて若干モヤモヤしてましたが、オリジナルではしっかり描かれてるんでしょうね。なんか吹き替えは全部やってるらしいんで、いつか吹き替えでの完全版を見たいものです。でも、説明が多過ぎるのもつまらないので、見てる方が少し考えるぐらいが丁度いいのかも。
というわけで、思いのほか楽しませてもらいました。だからといってこれから韓流ドラマに嵌ったりはしませんけども。でもアクシンデント・カップルに出てた俳優を別の映像で見掛けたりしたら嬉しくなるかもしれません。