5期と言いながら、実は新垣の「真田十勇士」だけ見れてなかったりする。映像では絶対見なければ。
舞台 新耳袋2〜幽霊夜想曲(ゴーストノクターン)〜
小川麻琴主演。話は"探霊"事務所所長の小川が、霊に悩まされている相談者の依頼を受けて解決していく1話完結型の怪談話。それが計3つあって、それぞれの話が独立してるようでリンクしており、小川に関わる本筋のストーリーも進行しつつクライマックスを迎えるという展開。最初オープニングでキャスト全員が一人ずつ紹介された時に、あまりの人数の多さに「この小さな舞台でどんだけ登場人物いるんだよ」と思いましたが、3話あったのでそういう事だったのかと後から納得。
ホラーではありますが、主要キャラ3人(能天気所長・糞真面目女社員・新入りの変なオッサン)の事務所でのやり取りはコメディタッチに描かれており、そこまで気張らずに楽しめました。なんか推理ゲームとかによくありそうな設定。あと勧善懲悪が徹底されていたので、安心して楽しめましたね。もっと怖いものを期待した人には物足りないかもしれないですけども。でも、下ネタ全開のシーンがあって、あまりに長いのでさすがにあれは引っ張りすぎだと思いました。
能天気に見えてやる時はやるという役は、小川に嵌ってたと思います。しかも「マカロンを食べないと仕事が出来ない」なんて所も、本人に近いし。でも普段は夜食べ物を控えてる小川が、劇中あんなにマカロン食べてたのは、ある意味よく頑張ったなと思います。
最後にアフタートークショーで小川と原作者が出てきたのですが、原作者が只管自分の話をして、小川がほぼ相槌しかせずに終わってしまったのはギャフンでした。
ダンス オブ ヴァンパイア
高橋愛がヒロイン役で出演。自分が観に行った回はどうやらメンバーも沢山来てたようで。
公演中なので一応隠します。
2階からの観賞だったのですが、さすがに風呂のシーンで双眼鏡とか取り出したら変態丸出しなので、肉眼のみで観賞しました(そもそも双眼鏡持ってないし)。高橋は憧れの帝劇という事で緊張も大きかったでしょうが、並居る役者達の中に入ってもその存在感は失っていませんでした。
話自体は前半いい具合に引っ張った割には、後半ちょっとぼやけちゃったというか、盛り上がりがイマイチだった印象。踊りもタイトルに"ダンス"と入れるぐらいなら、もっと合わせる所は合わせた方が良かったと思います。あと、フィナーレで半ば強制的に客に振りをさせるのはどうかと思います。あくまで観劇に来てるわけだしね。
ただ、曲は凄い良かったですね。曲の良さで物語の中に引き込まれました。ミュージカルなんで、そこが守られてたのは良かったです。