リボンの騎士 ザ・ミュージカルをまたまたまた観に行った

なんと中1日での観劇。高校球児ばりに連投してますな。そのうちぶっ壊れるんじゃないだろうか（肩ではなく頭が）。いや、そもそも昨日は行く予定ではなかったのですよ。間違って行けない日のチケット買っちゃったんです（←バカ）。誰かに譲ろうとするものの、周りに都合のつく人はおらず、「よし、こうなったら最後は身内だ」と姉と連絡をとってみるものの（リボンとは言わずに）「その日は仕事」との事で撃沈。しょうがないので、自分も仕事だったのですが無理矢理休みにしてもらって行ってきました。チケット無駄にできないしね。
というわけで昨日、駒大苫小牧の決勝進出を見届けてから、夜公演を観るために新宿へ向かいました。2回目の松浦フランツで御座います。中1日はさすがにキツいんじゃないかと思ってましたが、そんなことなかったです。ストーリーどころか、台詞までほとんど覚えそうになってるにも関わらず、なぜか毎回新鮮な気持ちで見られるんです。何度観ても同じ所でニヤニヤするし、同じ所で鳥肌が立ちます。やっぱステージと観客が近いし、直に伝わる迫力と、独特の緊張感がそう感じさせてるのかもしれません。あと生演奏ってのも大きいですな。
この日はスタッフにミスがありました。赤ん坊になったメンバーがおしゃぶりを咥えて手を振りながら天上界から地上に降りていく時、右後ろについたてを出し忘れていて、回転してはけたはずのメンバーの後姿が見切れてしまうという事態に。でも助かったことに、舞台裏に行ってもメンバーは手を振り続けていました。世界に入り込んでるだけに、少しでも気の抜けた動作が見えちゃうとゲンナリしそうなので助かりました。17日の昼公演を観に行った時は、神様が持つ魂からピンクとブルーのリボンが外れるという悲惨な事が起きましたし、スタッフも少し疲れてるのかもしれません。
あと、三好が「選手入場」という、たった一言の台詞で声が裏返ってました。この時、何故か自分は「裏返るんじゃないか」と予感がしてました。短い言葉一言だと逆に難しそうですしね。こういった感じで、毎回何かしら引っ掛かる所があったりするんだけど、彼女達の熱演がそんな事をすぐ忘れさせてくれます。最後にはいつも大満足で帰ってます。ぶっちゃけ箙かおるの絶唱を聴けるだけでも、金払ってる価値あるし。
最初DOKYUで演出家さんを見た時は、今までのようなアドリブは絶対許されないんだろうなとか思いましたが、所々であったりしますね。吉澤大臣の登場シーンも一応そのひとつでしょうか。5日のはちょっと覚えてないのですが、13日夜は「ね〜え？」のボヨヨンダンス、17日昼は猿のウッキーポーズ、昨日の19日夜はズバッとでした。あと、5日か13日だと思うんだけど、タレントスカウトのシーンで客席の子供に「お待ちしてま〜す」って言う時、5人でうぇうぇをやったと思うんだけど、気のせいだろうか。
アドリブといえば辻なんですけど、ピエールっておちゃらけシーンが無いんですよね。辻は淑女もやってないし、ある意味挑戦ですな。来月の舞台ではどんな役やるんだろ。
さて、こんだけ観といて安倍さんだけ観ないのはさすがにあれなので、24日行こうかと思います。そこで自分のリボンの夏は終わりかな。千秋楽のチケット余ってるからどうですか？という奇特な方がいれば、勿論やぶさかではないですけども。