劇団「シニア グラフィティ」の公演を観に行った

新宿に降り立つとコマの方に勝手に足が向いていきそうになりますが、昨日はそれを無理矢理西側に向け、スペース１０７に向かいました。会場は地下にあるのですが、階段に色んな人から贈られた花束があり、その中に「日本テレビ　シャル・ウィ・ダンス」から飯田に来ていたのがありました。恐らく番組に出るのでしょう。昔、ウリナリで社交ダンスやってた頃は少し見ていましたが、この手の番組はあまり好きではないので、正直ちょっと微妙なんですが、社交ダンスは飯田の雰囲気にあってそうだし、よいかもしれません。
会場に入ると、その小ささと舞台との近さにちょっと驚き。コマに慣れてましたからな。こないだのAXですら狭く感じたし。この日はDVDの撮影が入っていて、いつもはしないらしい前説がありました。なんか前回公演でのDVD撮影時は客が緊張しちゃって静かになっちゃったので、拍手とか笑い声とか掛け声とかどんどんやっちゃってくれとのこと。ヲタにそんなこと言っちゃっていいのかと思いましたが、リボンで多少学習した事もあってか、酷い輩はいなかったように思います。まぁ、一般の客から見たら十分酷いでしょうけども。
さて、そもそもどんな事やるのかも全く知らない状況で行ったのですが、中々に楽しかったです。というか、喜劇だってことすら知らなかったんです。タイトルから真面目な舞台なのかと勝手に思ってたのですが、笑いの連続で御座いました。坂本あきらと大森ヒロシのやり取りは往年のドリフのようでしたよ。んで、高山厳がゲストでコントに参加してる演歌歌手って感じ。厳さんがホントお茶目で、ダメダメで、出演者から突っ込まれっぱなしでした。
辻は「辻村希美」というアイドル役。アイドルなんだけど、昨日は夜中まで騒いでたとか、彼氏が欲しいとか、思わず口走ってしまうおっちょこちょいで、それって結構ギリギリなんじゃないのっていう。そのうち煙草とか言ってくれるんじゃないかと期待したのですが、さすがにそれはありませんでした。あと「木綿のハンカチーフ」を「きわたのハンカチーフ」と読み間違える台詞があるのですが、前の公演で「きわとのもめんどうふ」と言い間違えたという話をラストに話していて、やっぱこいつはミラクルだなと。
劇中で「夏の扉」を歌うのですが、のぞみコールや、例のL・O・V・E…があったりして、よく昔の音楽番組のVTRでアイドルの追っかけが映ると今も昔もヲタは一緒だなとか思いますが、ホント同じだね。ヲタに進化なし。
飯田は胸元が開いた衣装を着ていて、さらに何度も頭を下げるシーンがあったので誰もが「ナイス谷間！」と思ったことでしょう。あと辻と2人でピンクレディーのUFOをやったのですが、衣装が本家と同じく超ミニスカで御座いまして、中を覗こうとしていた自分に嫌悪感を抱きそうです。あれだけ近いと「下見てるな」とか絶対思われてるだろうね。まぁ…見せパンでした。
というか、何気に相田翔子をあの近距離で見れたのは良かったですよ。子供の頃アイドルは嫌いだったけど、Winkは好きでしたし。それこそテレビの中の人って感じで、初めて娘。を生で見た時とはまた違った嬉しさがありました。さてその相田さんですが、演技はしっかりやってましたが、最後の挨拶で有り得ないぐらい噛み倒していて、それでいて何も無かったかのように無表情で何度も仕切り直す姿はまさに相田翔子ワールドで御座いました。
劇終了後は歌謡ショー（飯田：Papillon　辻：でっかい宇宙　稲葉：Everyday Everywhere）がありまして、合計2時間半たっぷり楽しませていただきました。第３回公演も来年あるみたいで、興味が湧いております。