第8回ハロプロ楽曲大賞2009
今年も駆け込み。自分の投票は以下の通り
1位(3.0p)「しょうがない 夢追い人」モーニング娘。
曲単体だと、時代錯誤も大概にしろという感じ。ただ星が流れるようなキラキラしたアレンジと、それとは似つかわしくない激しいリズム、そしてそれに乗っかるボーカルが勢いがあって、ついつい惹き込まれてしまう不思議な曲。歌謡曲チックで歌い上げる要素がいつもより強い分、メンバーの成長も感じられる。恐らく同じメンバーで2年前に録ってたとしたら、あそこまでのクオリティは出なかったでしょう。あと間奏で入るストリングスも緩急があって効果的。後に続く「なんちゃって恋愛」「気まぐれプリンセス」でも要所でストリングスが使われてて、「ストリングス3部作」と勝手に呼んでたり。
2位(2.5p)「弱虫」モーニング娘。
カップリング曲で、1番2番をそれぞれ一人ずつに歌わせるっていうのはありそうで無かった構成。大人びた新垣の声と幼さを残した道重の声が対照的で、歌詞の中で1番と2番では別の人のストーリーなのかなとか色々妄想可能。アレンジも最小限という感じで、ここまでハッキリ声が耳に届いてくる曲ってなかなか無かったように思う。でもって対照的な2人の声が大サビで重なった時に奏でる美しいハーモニーも意外性があって良し。
3位(1.5p)「赤いスイートピー」タンポポ#
亀井の歌声、これに尽きる。亀井はカバー曲だと声が神懸かる気がするんです。どっかのラジオで、同じフレーズを何度も録り直して日付が変わるまで収録したと話してましたが、その甲斐があったというものです。あと岡井が想像以上に上手くて、この人眠らしとくのは勿体無いなぁと。
同点3位(1.5p)「SONGS」モーニング娘。
HDYLJ、元気+に続き「アルバム1曲目ハズレ無しの法則」が自分の中で継続中。アルバムの1曲目ってアルバムの顔であると共に、その時代のモーニング娘。がどういうものかが表れてると思うんです。力強くてクール、尚且つしなやかさも表れてるこの曲の中に、9人のその時点のパワーが凝縮されてるような感じがします。
同点3位(1.5p)「流星ボーイ」Berryz工房
テレビ東京「音流」にベリが出た時、この曲の振りを付けたラッキィ池田と一緒に踊ってる画が楽しすぎて(しかもフルコーラス)、すっかりはまってしまった。おっさんとダンス☆マンの相性は相変わらず良くて、安心して楽しめる曲。あんなベッタベタなBメロとか成立させられるの今時この人達だけですよ。売上もなかなか健闘したそうで、楽曲とタイアップとプロモーションがしっかり噛み合えば、まだまだ売れる要素は十分残ってるんだなと感じた曲。
以下次点候補曲
モーニング娘。
「泣いちゃうかも」…気付いたら鼻歌で歌ってる事が多い。
「3、2、1 BREAKIN' OUT!」…期待にしっかり応えてくれた曲。
「私の魅力に 気づかない鈍感な人」[光井愛佳]…ライブ補正。
月島きらり starring 久住小春(モーニング娘。)
「はぴ☆はぴ サンデー!」…きらりは最後までハズレ無し。
「コイサイン」…等身大の久住の歌声が聞ける数少ない曲。
「夢のバルーン」…音程の高低が激しい曲。久住には娘。で高音のハモリとかやらせてみたら面白かった気がする。
Buono!
「Take It Easy!」…Buono!はおっさん作曲になったけど、ユニットのイメージぶっ壊すほどの悪い曲は書いてない。ただ作り手側がヲタのおっさんコンプレックスに無理解すぎるだけ。
真野恵里菜
「はじめての経験」…Mステ補正
「世界は サマー・パーティ」「ジャスミンティー」…初期真野集大成。
続・美勇伝
「ONLY YOU」…一時ヘビロテ。菅谷上手い。
安倍なつみ
「スクリーン」…おっさんが安倍に作った曲で一番いいかも。
HANGRY & ANGRY
「Top Secret」…今回のアルバムは前作と比べ、より世界観を追求した感じ。でも取っ付き難い感じはなく、2人の声もしっかり活きてる。