相変わらずハロー関連ものが放送されまくってたので見てました。
ヴァンパイア・ストーリーズ
「BROTHERS」と「CHASERS」の2本立て。とある事件が起きた日から、別の主人公視点でそれぞれの1週間を追い、所々でストーリーがリンクしながらクライマックスに向かう展開。
「BROTHERS」は、鈴木愛理が「ひとつ屋根の下に住む血の繋がらない妹」という設定だけでご飯3杯いけそうな気がします。でも、悲しき兄弟の物語の中で、健気な妹役を素直に演じていて、滑舌こそ相変わらず微妙だったけど、良い演技だったと思います。
「BROTHERS」がひとつの家族の中の悲しい物語なのに対し、「CHASERS」は物語のスタートが山の中で、侍と一緒に敵を倒しに街に向かうという、全く違う視点のストーリー。まぁ、これぐらい違う方が、わざわざ話を分けた意味がある気もします。こっちには田中れいなが出ていまして、今までの田中を考えると頑張った方だとは思いますが、影のある役をやるにはまだまだと言ったところ。まぁ、演技が好きになったみたいだし、その切っ掛けとなっただけでも良かったんじゃないでしょうか。ちなみにこれに出てくる侍役の人が、こないだの数学女子学園に出てきた変態教師。
見る順番としては「BROTHERS」→「CHASERS」が、伏線の回収の仕方から見ても多分正しい気がします。「CHASERS」を最初に見ると、設定のぶっ飛び具合に拍子抜けしかねません。
ブラック・エンジェルズ
原作を全く知らなかったのですが、ストーリーは基本勧善懲悪で安心して見てられたし、映像も安っぽさは感じられず、普通に楽しめました。矢島舞美がチャイナドレス姿の殺し屋で、アクションシーンも派手さは少ないものの、自分の身体ひとつであそこまで出来るのは流石です。あと、佐藤二朗が相変わらずの変態演技です。矢島を鞭で責めるシーンはある意味貴重。
ラストが続きがありそうな感じで終わったと思ったら、なんか続編をすでに撮影したとかいう情報もちらほら。
パチンコクイーン・七瀬1・2
市井紗耶香主演。タイトルからして見る気が削がれそうだったのですが、折角見れる環境だったので見てみました。ストーリーは、色々苦悩しながら最終的にライバルとパチンコ対決して、勝って良かったねで終わるんだけど、市井は新人雑誌記者役で、高橋じゃないけどこれまた2児の母とは思えない若々しさでした。顔のつくりからして、年取っても変わらないだろうなとは思ってたけど、本当に卒業した頃と全然変わらないです。
そいや編集長役でサイボーグしばたの大山田博士ことホリケン。が出ておりまして、なんか安心してしまった。ブラック・エンジェルズの続編にも出演してるとかなんとか。ハロー関連のB級ものの影にホリケン。ありですな。
そいやこの作品も続編があって、3・4がもう発売しているそうです。日中合作の映画に出たり、こういうVシネに出たりとある意味幅広いです。
